VBE(Visual Basic Editor)の始め方
VBEというのは、step1でも説明しましたが「Visual Basic Editor」の略です。

それでは、これからExcelの画面を使ってVBEを説明していきましょう。
新規ブック作成
最初に新規ブックを作成します。
まずは名前を付けて保存しておきましょう。
名前は仮に「step2」、ファイルの種類は「Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)」を選択して保存してください。
保存場所はデスクトップとか、どこでもかまいません。

VBA画面表示
次にVBAの開発環境であるVBE(Visual Basic Editor)の画面を表示しましょう。
開発タブからVisualBasicで開きます。
※開発タブはstep1の「【基礎1-4】開発環境の準備」で説明してます
Alt+Fn11でも開くので、覚えていれば、これが一番簡単ですね。

VBEの画面が開いたところで、まずはウィンドウを何も表示していない状態にしてみましょう。

下図、赤い枠内の「×」をクリックして、各ウィンドウを消してみてください。


これが何もウィンドウを表示していない状態です。


では、説明をしつつ、一つづつウィンドウを表示していきましょう。
プロジェクトエクスプローラー
まずは、プロジェクトエクスプローラーです。
「表示」⇒「プロジェクトエクスプローラー」
を選択してください。


プロジェクト – VBAProject
とウィンドウの上部バーに書かれているウィンドウが表示されます。
1つのブックは、1つのプロジェクトとして表示され、そのファイル名が表示されています。ブックにはシートが1枚あることがわかり、シート名もカッコ内に表示されています。


シートが2枚の場合には、シートが2つ表示されることになります。


ここで覚えておいて欲しいことは、プロジェクトエクスプローラーにはブックの構造が表示されているということです。
ちなみに、VBEはブック毎ではなく、起動しているExcel毎に開きます。
つまり、2つのブックを開いたときには、プロジェクトエクスプローラーには2つのブックが表示されます。


これがプロジェクトエクスプローラーです。
プロパティウィンドウ
次に、プロパティウィンドウを表示してみましょう。
「表示」⇒「プロパティウィンドウ」
を選択してください。




このプロパティウィンドウには、プロジェクトエクスプローラーで選択した各オブジェクトのプロパティの値が表示されます。
例えば、プロジェクトエクスプローラーでSheet1を選択すると
プロパティウィンドウに以下のように表示されます。


プロパティウィンドウの(オブジェクト名)の右欄にはオブジェクト名が表示されています。その下に並んでいるのは、そのオブジェクトのプロパティです。
例えばプロジェクトエクスプローラーでSheetを選択している場合、
NameプロパティがSheetオブジェクトのシート名なので、
上画像の例では、
オブジェクト名:Sheet1
Name(シート名):Sheet1
と表示されています。
ここで、シート名を「Sheet1」から「シート1」と変えてみましょう。
そうすると、Nameプロパティの値が「シート1」となります。
逆にNameプロパティを変更しても、シート名が変更されます。


プロパティウィンドウの説明は以上です。
イミディエイトウィンドウ
次はstep1でも使った我らがイミディエイトウィンドウです。
「表示」⇒「イミディエイトウィンドウ」
を選択してください。




step1で使っていたので、あまり細かくは説明しなくても大丈夫ですよね。
コードウィンドウ
最後はコードウィンドウです。
「表示」⇒「コード」
を選択してください。


コードウィンドウが表示されましたね。
ここにVBAのプログラムを書いていくことになります。
コードウィンドウは、複数のウィンドウを開くか、1枚のウィンドウを最大化するかを切り替えることができます。




ちなみに、各ウィンドウのレイアウトは、大きさなど変えたりもできますが、
以下のような標準のレイアウトで作業するのがいいのではないかと思います。



コード画面の色味調整
ここで、プログラムを始める前に、コード画面の色味を調整しておきましょう。
長く作業をするときには、白バックに黒文字よりも、黒バックに白文字のほうが
目に優しいと思いますので、皆さんの好みに合わせて変更してみてください。
変更は「ツール」⇒「オプション」の中の、エディターの設定から行います。




まずは、コードの表示色として、標準コード、コメント、キーワード、識別子の4か所の色を設定すればいいかと思います。
ちなみに私は、こんな感じで設定しています。
標準コードは黒背景に白文字
コメントは黒背景に緑文字
キーワードは黒背景に青文字
識別子は黒背景に黄色文字








この設定で、以下のような色合いでコードが表示されます。


このへんは、人それぞれ好みがあるので、好きな色に設定してみてください。
他オプション設定
そして、このオプションでいろいろと設定できるのですが、
編集画面では、「自動構文チェック」は、チェックをはずしておきましょう。


「変数の宣言を強制する」は、
チェックを入れる入れないで論争になるところがありますが、
今はとりあえずはずしておきましょう。


全般、ドッキングは、特に設定を変更する必要はないかと思います。
ではでは、VBEの説明はこれぐらいにしておいて、
実際にVBAを使ったプログラムを書く方法を学んでいきましょう。


